2008年12月31日水曜日

 豪華絢爛な山車引き回し

埼玉県秩父市の風物詩で、京都の祇園歳、飛騨の高山祭と並ぶ
日本三大曳山(ひきやま)祭の一つ、秩父夜祭が12月3日開かれ、
豪華絢爛(けんらん)な山車の引き回しを、約19万人の観光客が堪能した。
「動く陽明門」と称される屋台4台、傘鉾(かさほこ)2台の計6台の山車は、
日没を待って秩父神社を出発。法被姿の数百人が重さ10㌧以上の山車を
引き、秩父神社の女神と武甲山の男神が出会うとされる
約1㌔先の「御旅所」へ向かった。

2008年12月30日火曜日

J1川崎、我那覇と来季契約結ばず…関塚前監督が復帰

J1川崎は2日、今年4月に体調不良のために辞任した前監督の関塚隆氏(48)の復帰を発表した。
高畠勉監督(40)はコーチに戻る。関塚氏は来年2月からの1年契約。

 2004年に当時J2だった川崎の監督に就任した関塚氏は同年、チームをJ1昇格に導き、
06年にはリーグ2位、07年はアジアチャンピオンズリーグで8強入りさせた。


 だが、今年4月に体調不良で入院、不整脈と診断されて、そのまま辞任した。
その後、病状が回復したことなどから、再び来季の指揮を執るようにクラブ側が要請した。

 また川崎は同日、元日本代表FW我那覇和樹(28)と来季の契約を結ばないことも明らかにした。

 我那覇は今後、移籍先を探す。今季はFWの定位置を奪えず、ここまでリーグ14試合2得点。
我那覇は昨年、静脈内注入(点滴)を受けたことがJリーグのドーピング禁止規程違反とされたが、
スポーツ仲裁裁判所に提訴、今年5月にはリーグが科した出場停止処分を撤回する裁定が下されていた。

2008年12月29日月曜日

巨人・大道は3000万円=プロ野球・契約更改

【巨人】大道内野手は500万円増の3000万円で契約更改した。
代打の切り札としてリーグ連覇に貢献。来年40歳になるが、
「インパクトのある打撃だと評価してもらえた。まだまだ頑張りたい」と意気軒高だった。
 今季途中にトレードで加入した鶴岡捕手は900万円増の3000万円でサイン。
肩を負傷した阿部に代わって先発マスクをかぶったポストシーズンを振り返り、
「経験したことがなかったところで思い切ってプレーできた。
来季は打撃も鍛えていきたい」と話した。金額は推定。 

2008年12月28日日曜日

石井一、一夜でダル超え!3億円パ投手年俸トップ…西武

西武・石井一久投手(35)が2日、埼玉・所沢の球団事務所で契約更改し、
8000万円増の3億円プラス出来高でサインした。前日(1日)に2億7000万円で更改した、
日本ハム・ダルビッシュ有投手(22)を越え、これでパ・リーグ投手の年俸トップに立った。

 FA(フリーエージェント)でヤクルトから移籍しての西武1年目は、
11勝10敗と2年ぶりの2ケタ勝利で、4年ぶりのリーグ優勝に貢献。
10月21日のクライマックスシリーズ第2ステージ第4戦(西武D)では、
日本ハムから13三振を奪って勝利。日本シリーズでも先発、中継ぎとフル回転して
チームを日本一に導いた。2年契約の1年目が終了し、「今年は無難な1年。
良くも悪くもなかったけど、もう少し良くなくちゃいけなかったかな」と笑顔。
来季については「12勝8敗ぐらいでいきたいです」と現実的な目標を立てた。

2008年12月27日土曜日

ホルンの音で「鹿寄せ」

 ホルンの音色でシカを呼び寄せる古都・奈良の冬の風物詩「鹿寄せ」が
1日、奈良市の奈良公園で始まり、
観光客がシカのかわいいしぐさを楽しんだ。
午前9時半に「奈良の市鹿愛護会」の女性職員2名がベートーベンの
交響曲「田」の一節を吹き始めると、近くの森などからシカ約100頭が
走って集まり、用意した約5㌔のドングリを競うように食べていた。
鹿寄せは明治時代に始まり、今年は初めて女性がホルンの吹き手を担当した。14日まで。来年2月1日から3月15日にも行われる。

2008年12月26日金曜日

「ストーブ列車」が運行開始

青森県津軽地方の冬の風物詩、津軽鉄道(五所川原市)が1日、運行を始めた。
2両編成の車両は座席や窓枠が木製で、1両に2台ずつ石炭だるま
ストーブが据え付けられノスタルジックな雰囲気。
この日は講談師桃川鶴女さんのトークショーや南京玉すだれが披露され、
車内は乗客の笑い声に包まれた。台湾から観光に来た男性(68)は
「台湾にもこういった電車があったので懐かしい気がする」と笑顔で話した。ストーブ列車は、津軽鉄道が開業した1930年から戦時中を除き毎年運行。
津軽五所川原―津軽中里(中泊町)間の約20㌔を、
来年3月31日まで片道50分で毎日2往復する。

2008年12月25日木曜日

「赤べこ」作りが活況

 福島県会津若松市の工房「荒井工芸所」で12月15日、来年のえと
「丑(うし)」をかたどった同県会津地方の民芸品「赤べこ」作りが
書き入れ時を迎えた。赤べこは約1200年前、同県柳津町で寺を
建立する際、材木を運ぶのに苦労する人々を手伝った赤色の牛に由来する。
体の赤には魔よけの効果があるとされ、上下に首が動く
ユーモラスな姿が人気を集めている。

2008年12月24日水曜日

 「ハリポタ」がベストセラー1位

出版取次大手のトーハンは12月3日、2008年の書籍年間ベストセラー
(07年12月ー08年11月)を発表し、J・K・ローリング著、
松岡佑子訳のファンタジーシリーズ最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」
(静山社)が、発行部数185万部で1位となった。
2位は水野敬也著「夢をかなえるゾウ」(飛鳥新社)、3位はjamaisJamais著
「B型自分の説明書」(文芸社)だった。
3位の「B型―」は血液型によって性格分析をするシリーズで、
O型、A型、AB型の4作が10位までにランクインした。

2008年12月23日火曜日

 6人にベストドレッサー賞

今年を代表するおしゃれな有名人に贈られるベストドレッサー賞
(日本メンズファッション協会主催)の授賞式が11月27日、
東京都内のホテルで開かれ、俳優の水谷豊さん(56)、
女優の上戸彩さん(23)ら6人が選ばれた。
えんじ色のネクタイ、ダークグレーの背広姿でステージに上がった
水谷さんは「(受賞の知らせを)最初聞き間違いと思った。
変に賞を意識して、変な服を着ないようにしたい」とはにかんだ。
上戸さんはクリーム色の華麗なドレスを身にまとい
「わたしには程遠い賞だと思っていた。これからはおしゃれな人だと
言われるようになりたい」と抱負を述べた。

2008年12月22日月曜日

 宮崎たかゐさんの映画完成

旧労働省の鹿児島婦人少年室長を務め、売春防止法の制定や働く
女性の地位向上に尽力した宮崎たかゐさん(1905-84年)の功績を
見つめ直す記録映画が完成した。鹿児島市で12月13日、
上映会が開かれた。映画(戦後女性史発掘 宮崎たかゐの場合)は
宮崎さんが女性の労働環境を調査したアンケートや生前の写真など、
長女(79)=同市=が保管していた資料を基に、半生を紹介。
長女は「母は明るい人で、料理も上手だった。
生涯を掘り起こしてくれるのはうれしい」と話している。
映画は鹿児島女性市議(56)が制作。全国の労働組合や女性センターの
研修用にDVD(33分、2000円)を販売。

2008年12月21日日曜日

今年の女性に宮崎あおいさんら

ファッション誌「ヴォーグ」日本版がさまざまな分野で活躍した
女性たちに贈る「ウィメン オブ ザ イヤー2008」に、
女性の宮崎あおいさんやお笑いタレントのエド・はるみさん、
ソフトボールの上野由岐子選手らが選ばれ、東京都内で開かれた
授賞式に出席した。受賞者はほかに女優の上野樹里さん、
樋口可南子さん、タレントのスザンヌさん、作家の川上未映子さん、
瀬戸内寂聴さん(欠席)、漫画家一条ゆかりさん。
宮崎さんは「悔いが一つもない、すごく楽しい一年でした。
(漢字1文字で例えると)幸せという字です」とニッコリ。

2008年12月20日土曜日

善光寺の仏像、快慶作か

長野市・善光寺所蔵の阿弥陀(あみだ)如来立像が鎌倉時代初期の仏師、
快慶の作品の可能性が高まり、同寺は26日、調査のため東京芸大
(東京都台東区)への搬出作業を始めた。仏像は高さ98.5㌢で、
全身に江戸時代の修復により、漆の上に金泥が施されている。
来歴は不明。9月の予備調査で、立体写真の撮影などを行った結果、
プロポーションや衣の形などから快慶の作品の可能性が高いことが判明した。同大では来年3月ごろまでにファイバースコープで内部を調査し、
快慶の作品と示す銘文があるかどうか確認する。
快慶は、運慶と並ぶ鎌倉時代の代表的な仏師で、
40数点の作品が現存している。

2008年12月19日金曜日

台湾版「定額給付金」で43万円ゲット!

台湾のある男性が近く大金を手に入れると意気込んでいる。

 この男性は自称「スピリチュアルティーチャー」のLiu Ho-muさん。
台湾中部の張華(Changhua)で20年以上にわたり8人の女性とともに暮らし、
32人の子どもをもうけた。

 4年前、女性の権利保護団体がLiuさんが重婚をしている疑いがあるとして検察当局に
告発したことで社会の注目を集めた。台湾で重婚は最大5年の禁固刑が課される犯罪だ。

 しかし、Liuさんはいずれの女性との関係も「神と精霊とブッダ」に祝福されたものである上、
正式な婚姻届を出していないため法律にも触れないと主張している。

 そんな総勢41人のLiuさん一家は近く14万7600台湾ドル(約43万円)を手にすることになる。
台湾政府は11月18日、家計支出を刺激して経済を活性化するため「買物券」を発行する計画を発表した。

 この計画では台湾の2300万人が年齢や収入にかかわりなく3600台湾ドル
(約1万500円)の買物券を受け取る。予算規模は820億台湾ドル(約2400億円)で、
台湾政府は2009年の域内総生産(GDP)を0.64%押し上げる効果があると見込んでいる。(c)AFP

2008年12月18日木曜日

 石川遼選手が愛用品寄贈

プロゴルファーの石川遼選手(17)が12月15日夜、さいたま市の
ホテルで開かれたチャリティーオークションに出席し、
ゴルフクラブなど愛用品13点を寄贈した。
石川選手は、ツアー優勝時に着用したサンバイザーや
ポロシャツなども気前よく出品。「(手元に)取っておきたいのは
マスターズに優勝した時のもの」と話して会場を沸かせた。

2008年12月17日水曜日

オーストリアの学校でキス禁止令、生徒ら猛反発

オーストリアの学校で校長がキスを禁止したところ、生徒や政治家が時代遅れで過剰だと反発した。
11月20日、新聞の一面で報じられた。

 オーバーエスタライヒ(Oberosterreich、Upper Austria)州Gunskirchenにある
学校の校長は11月17日、女子生徒の一部で行われているキスの「儀式」が手に
負えなくなったとの教師らの苦情を受け、保護者に書面でキスを禁止することを知らせた。

 書面によると、授業の合間に女子生徒たちは、互いのほおに軽くキスするかわりに、
「芝居がかった様子でお互いの腕にもたれかかり、唇にキスする。
非常に親密で数分間におよぶケースもある」といい、
そのような行為は「望ましくない展開」をもたらし、
男子生徒もこうしたキスを求め始める危険性があると校長は述べた。

 そのため教師と複数の保護者は会議を開き、満場一致でキス禁止を決めた。
だが、すぐに生徒ばかりか政治家からも、キス禁止に対し「ばかげている」
「やりすぎだ」と非難の声があがった。 (c)AFP

2008年12月16日火曜日

杜の都で光の祭典が開幕した

「杜(もり)の都」仙台の冬をイルミネーションが飾る
「SENDAI光のページェント」が12月12日、開幕した。
約60万個の電球が、市中心部の並木道計1.3㌔にわたって
幻想的な光のトンネルをつくりだした。
12月31日までの開催で、環境に配慮して今年は使用する
電力約3万2000㌗時を、間伐材などがエネルギー源のバイオマス発電で賄う。

2008年12月14日日曜日

医大卒と偽り手術に参加、元銀行員に実刑3年 ドイツ

英オックスフォード大(Oxford University)医学部の卒業生と偽って、
臓器移植手術を含む計190回の手術に研修医として参加していた29歳の元銀行員が、
3年の実刑判決を受けた。ドイツ当局者が11月19日明らかにした。

 銀行員としての人生に嫌気がさしたこの男は、医者になる夢をかなえようと、
自宅のパソコンでオックスフォード大医学部の学位を偽造。バイエルン(Bavaria)州の
エアランゲン大学(Erlangen university)病院に、研修医として採用された。

 地元紙によると、男は臓器移植手術17回を含め、計190回の手術に参加していた。
病院の広報担当者によると、男は手術をそつなくこなしており、匿名情報が寄せられるまで、
病院内で誰一人として男が「ニセモノ」であることに気付かなかったという。

 この事件のほか、ハンブルク(Hamburg)の裁判所でも11月19日、
医師資格を偽造し、4年半にわたり小児科医を務めていた34歳の女性に対し、
執行猶予付き禁固18月の判決を言い渡している。 (c)AFP

2008年12月13日土曜日

マニラの空港職員は「メリークリスマス」禁止

フィリピン・マニラ(Manila)の空港では、職員が旅行客に「メリークリスマス」と
呼び掛けることが禁止されている。マニラ・スタンダード・トゥデー(Manila Standard Today)紙が
11月20日、一面で報じた。

 空港総責任者のAlfonso Cusi氏は、クリスマスのあいさつが到着客から
「金をせびるための見え透いた手段」だとし、警告を通達した。

 毎年空港職員に通達されるこの指示は、「空港職員や警備員が利用客から金銭を
求めることを防ぐ」目的があるとCusi氏は語った。違反者には懲罰が科される。

 同紙によると、指示は通常無視されており、「『メリークリスマス』と呼び掛ける以外にも
利用客から金を巻き上げる方法はあると批判する人もいる」という。

 マニラの空港は例年11から12月に利用客のピークを迎える。前年は2か月で
89万7820人が到着した。 (c)AFP

2008年12月12日金曜日

「突っついて」仕事のストレス解消はいかが?バンダイ新製品

昨今の金融危機で景気は低迷、株価も続落。思わず上司に目つぶしを食らわせたり、
けりを入れたい衝動にかられるサラリーマンも少なくないだろう。
そうした人びとのストレス解消に最適なのが、このほど玩具大手バンダイ(Bandai)が
発売した「ツッツキバコ」だ。

 「ツッツキバコ」は、液晶画面がついた手のひらサイズのプラスチック製小箱で、
側面に硬貨大の穴があいており、内部にモーションセンサーが内蔵されている。
この穴から指を突っ込むと、画面に自分の指の影が映る。この指を動かし、
画面に現れるタイヤにぶらさがるパンダや、空手マン、人の顔などを、
なでたり突っついたりいじめたりして、実際に触っているような感触を楽しむ。

 遊んでいない時にはデジタル時計としても使えるため、「ツッツキバコ」の開発に
携わった近藤創(Hajime Kondo)氏は、「職場のデスク上に置いて、
仕事でイライラしたら指を突っ込んでストレスを解消してもらえたら」と話す。

「ツッツキバコ」は3990円で、発売中。 (c)AFP

2008年12月10日水曜日

「来季は優勝してMVPに」楽天・岩隈

パで5位チームからのMVP選出は1982年の落合(ロッテ)、
88年の門田(南海=現ソフトバンク)に続き、3人目。
Bクラスでの受賞も門田以来20年ぶりの快挙とあって、
楽天の岩隈は「最初はウソかと思った」という。

 「MVPは、優勝チームから選ばれるとばかり思っていた。
びっくりしたけれど、うれしかったです」。昨年は5勝に終わり、オフに右ひじを手術。
「あれで気持ちがリセットでき、マウンドでの不安が消えた。
自信を持って投げられるようになりました」と振り返る。

 「数字にはこだわらず、1年間マウンドを守ろうと心がけた」。
無欲の投球で復活を遂げた右腕は最多勝(21勝)、防御率(1・87)といった
タイトルを総なめにし、沢村賞も受賞した。

 技術的に大きく変えたところはないが、「制球がよくなった分、
打者としっかり勝負できた。特に低め(への投球)を意識した」。
その結果、シーズン被本塁打はわずか3。規定投球回数到達者の中で最少と抜群の安定感を誇った。

 日本代表入りが有力な来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも
「しっかり準備し、2月1日のキャンプ初日にはブルペン入りしたい」と意欲的だ。
そして、次の目標は「優勝してもう一度MVPに選ばれたい」とはっきり決めている。

新聞を読んで‥‥

2008年12月7日日曜日

ハクガン、西日本で初確認

 島根県出雲市の斐伊川河口で12日朝、日本への飛来が珍しいハクガンが
1羽確認された、日本野鳥の会島根県支部提供。発見した日本野鳥の会
島根県支部によると、北日本を中心に毎年数羽が確認される程度で、
西日本では初めて。体長約70㌢の成鳥とみられ、近くの田んぼでマガンの
群れに交じり、落ち穂や雑草をついばんでいる。

2008年12月6日土曜日

堀朱莉さんと池添騎手結婚

タレントの堀あかりさん(22)が、日本中央競馬会(JRA)所属の騎手
池添謙一さん(29)と結婚したと、所属事務所が12日、発表した。
婚姻届を11日に提出。来年2月に挙式の予定で、堀さんは妊娠3ヵ月という。

2008年12月5日金曜日

伊藤和也さんしのぶ写真展

 
アフガニスタンで拉致、殺害された非政府組織(NGO)「ペシャワール会」
の伊藤和也さん=当時(31)=が撮影した写真などを紹介、
現地での活動をしのぶ写真展が11月14日から24日まで開かれる。
伊藤さんが育てた菜の花でほほ笑む少女や収穫を喜ぶ子どもたちの
写真のほか、ペシャワール会に提出した志望動機書なども展示される。
初日の14日は午後2時から開会式が行われ、伊藤さんの両親、
駐日アフガン大使らが出席する。入場は無料。

2008年12月4日木曜日

“日米首脳”が緊急会談

社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の福本ヒデと松下アキラが、
それぞれ麻生太郎首相とオバマ次期大統領に扮(ふん)し、東京都内で
“日米首脳会談”を行った。12月10日発売の彼らの
DVD「ワールド・ワイド・ニュース」のPRイベント。
ニセ麻生首相は「解散は今のところない。在任日数が半袖スーツの
羽田孜さんの64日に負けたら、スーツをタンクトップにするしかないんだ」
と訴え、「定額給付金の1万2000円でDVDを3本ずつ買って下さい」と
国民に呼び掛けた。

2008年12月1日月曜日

WWF、環境版「信用収縮」の危険性を指摘

民間自然保護団体、世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)は11月29日、
報告書「生きている地球(Living Planet Report)」を発表し、枯渇しつつある地球の恵みを無謀に
借りることで地球を環境的「信用収縮」に追いやっていると警告した。

 森林や水、土、空気、生物多様性などの自然資産への高まる需要は、世界が資源を再生できる
能力をすでに3分の1上回っているという。

「われわれの需要が今と同じ速度で増加を続ければ、2030年代半ばまでには生活様式を維持するために
地球2個分が必要になる」とジェームズ・リープ(James Leape)事務局長は語った。

 経済危機で金融機関の救済に要する費用は巨額ながらも、環境へのダメージで毎年失われる
価値あるものに比べれば小さなことだ。

 欧州連合(EU)の研究によると、生態系の悪化で人類は毎年世界各地で
2-5兆ドル(195-488兆円)相当の自然資産を失っている。     (c)AFP/Marlowe Hood