2008年12月27日土曜日

ホルンの音で「鹿寄せ」

 ホルンの音色でシカを呼び寄せる古都・奈良の冬の風物詩「鹿寄せ」が
1日、奈良市の奈良公園で始まり、
観光客がシカのかわいいしぐさを楽しんだ。
午前9時半に「奈良の市鹿愛護会」の女性職員2名がベートーベンの
交響曲「田」の一節を吹き始めると、近くの森などからシカ約100頭が
走って集まり、用意した約5㌔のドングリを競うように食べていた。
鹿寄せは明治時代に始まり、今年は初めて女性がホルンの吹き手を担当した。14日まで。来年2月1日から3月15日にも行われる。