2011年10月15日土曜日

アフリカに世界最大の自然保護区、オカバンゴからザンベジ川流域

南部アフリカ5か国は18日、オカバンゴ・デルタ(Okavango Delta)とザンベジ川(Zambezi River)流

域をカバーする巨大な自然保護区を設置することで合意した。

 アンゴラの首都ルアンダ(Luanda)で開かれた南部アフリカ開発共同体(Southern African

Development Community、SADC)首脳会議で合意されたもので、

「世界最大の自然保護区が誕生する」と発表された。
 
 この「自然保護・観光地区」は、アンゴラ、ボツワナ、ナミビア、ザンビア、ジンバブエの

一部地域にまたがり、フランスの半分以上の面積を誇る。世界有数のビクトリア滝(Victoria Falls)

やオカバンゴ・デルタを含む14の国立公園・自然保護区が実質的につながることになる。

首脳たちは、保護区の設置により豊かな生物多様性が守られ、

エコツーリズムも促進されることを期待している。

 一帯はチーターやリカオン、ブラックセーブル、サイなどの希少種の生息地として知られ、

ゾウも25万頭余りが暮らしている。

(c)AFP








2011年10月9日日曜日

世界一周航海中の太陽エネルギー船、香港に寄港

世界一周航海中の世界最大の太陽エネルギー船「プラネット・ソーラー(PlanetSolar)」が15日、]

香港(Hong Kong)に寄港した。

 総面積500平方メートルのソーラーパネルを搭載したプラネット・ソーラーは、

全長約30メートル、幅約16メートル、重量60トンで、最大速度は15ノット(時速25キロ)。

最大で約50人が乗れる。約1800万ユーロ(約20億円)をかけてドイツで建造された。

 スイス船籍の「プラネット・ソーラー」は2010年9月、世界一周航海に向けてモナコを出発。

香港の前にはフィリピンに寄港していた。

 このプロジェクトの創始者ラファエル・ドムヤン(Raphael Domjan)氏は、

船舶業界での代替エネルギー導入に向けて「大きな可能性を示した」と

プラネット・ソーラーをたたえる一方で、貨物船や商船が太陽エネルギーだけで航行するようになると

は考えにくいが、風力などのクリーンエネルギーと組み合わせることはできると述べた。

 国連(UN)の統計によると、地球温暖化ガス排出量の4.5%は、商船の航行によるものだという。

(c)AFP




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2011年10月2日日曜日

花嫁に逃げられた男性、賠償金と付添人をゲット

台湾の裁判所は5日、自分の結婚式をすっぽかした女性に、

25万台湾ドル(約68万円)の賠償金を結婚するはずだった男性に払うよう命じた。

 ケーブルニュースTVBSによると、この女性は前年11月、招待客の数をめぐって新郎となる

はずだった男性と口論となり、結婚式当日に式場に現れなかった。当時、女性は妊娠5か月だった。

 新婦が現れなかったことを恥じた新郎は、なんと花嫁の付添人に花嫁役を務めるよう懇願し、

結婚式を行った。その後、彼女と恋に落ち、「本当の」結婚式を挙げたという。

 高雄(Kaohsiung)市在住の新郎は、裁判にも勝利し、25万台湾ドルの賠償金が認められた。

新郎はもともと、精神的ダメージに対し100万台湾ドル(約270万円)を求めていた。

 逃げた花嫁はことし出産し、現在はシングルマザーとして子育てをしているという。


(c)AFP



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2011年9月25日日曜日

サンシャイン水族館が新装オープン、大仏マスクのアザラシも

東京・池袋のサンシャイン水族館(Sunshine Aquarium)がほぼ1年間の改装工事を終え、

8月1日に報道陣などに公開された。4日から営業が再開される。


(c)AFP







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2011年9月23日金曜日

2050年のアジアは豊かに―アジア開発銀行が報告書

2050年のアジアは、欧州と同じように豊かになっている可能性がある。

ただし、格差や汚職、気候変動などの問題を解決することが必要――このような内容の報告書を

アジア開発銀行(Asian Development Bank、ADB)が2日、発表した。

 ADBは報告書『Asia 2050: Realizing the Asian Century(アジア2050:アジアの

世紀を実現するために)』の中で「アジアは、歴史的な変革のさなかにある」と指摘し、

現状の傾向から推測すると、2050年までに世界の経済生産高の半分をアジア地域が占め、

現在の欧州と同水準の収入がある人がアジアで30億人増えると予測している。

 また、繁栄に向かう数十年の道のりを牽引するのはアジアの7大経済大国、中国、インド、

インドネシア、日本、韓国、タイ、マレーシアだとしている。

■多くの人にとって公平な成長を

 最も楽観的なシナリオでは、貧困国ラオスやパキスタンを含めたアジア全域のGDPは

2010年の17兆ドル(約1300兆円)から、2050年には174兆円(約1京3500兆円)に、

1人当たりのGDPも4万800ドル(約316万円)へと大幅に増加すると予測した。

 報告書は、アジアの経済成長が持続可能なものになるためには、経済成長に成功した日本、

韓国、シンガポールに倣って他のアジア諸国も多くの人にとって公平な経済成長に務める必要があり、

各国は貧困の撲滅や機会均等の確保に取り組むとともに、教育、起業、イノベーション、

技術開発に集中すべきだと指摘している。

■自然災害などの不安要因も

 その一方で報告書は、不適切なマクロ経済政策、不十分な規制・監督による金融部門の不安定化、

紛争、気候変動、自然災害、人口構造の変化、貧弱なガバナンスなどによって、

アジアが「パーフェクト・ストーム(最悪の嵐)」に直面するという最悪のシナリオも示した。


(c)AFP/Frank Zeller



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2011年9月18日日曜日

宙を舞うダンサーたち、スペインで振り付けの国際大会

スペイン北部ブルゴス(Burgos)の人類進化博物館(Museum of Human Evolution、MEH)で27日、

ダンスの振り付けを競う国際大会「Burgos-New York International

Choreography Contest」が行われた。

写真は、スペインの振り付け師ラウラ・デ・ラ・カレ(Laura de la Calle)氏と

ホルヘ・マルティン(Jorge Martin)氏による作品「ELEMENTS」を踊るスペインの

ダンス・カンパニー「BocasDanza」のメンバー(2011年7月28日撮影)。


(c)AFP






2011年9月4日日曜日

脅威の素材「グラフェン」、ノーベル賞研究者らが詳細研究

世界で最も薄い素材「グラフェン」についての研究で2010年のノーベル物理学賞を受賞した

物理学者2人が24日、グラフェンを電子レベルで研究するための方法を考案したと発表した。

 グラフェンは炭素原子1個分の厚さのシートで、ハチの巣状の六角形の格子構造を持つ。

化学的には非常に単純だが、極めて強度があり、電気を通し、熱を放散し、透明性が高い。

次世代コンピューターの半導体や、タッチスクリーン、電気機器などへの応用に関心が高まっている。

 ノーベル物理学賞受賞のロシア出身の物理学者、アンドレ・ガイム(Andre Geim)氏と

コンスタンチン・ノボセロフ(Konstantin Novoselov)氏は英科学誌

「ネーチャー・フィジックス(Nature Physics)」に論文を発表。

グラフェンの特性をさらに理解するため、真空の状態でのグラフェンシート上の電子の

相互作用を詳しく分析したという。2人の研究によると、電子の移動速度は極めて速く、

しかも光子のようなふるまいをしていた。

「今回の特定の実験で発見した驚くべき物理特性は、実際の電子機器への即時活用もあるかもしれない。

だが、この物質の電気特性をさらに理解することで、グラフェンエレクトロニクス分野の

開発にさらに一歩近づくことになるだろう」と、ノボセロフ氏は声明で述べた。


(c)AFP








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