世界一周航海中の世界最大の太陽エネルギー船「プラネット・ソーラー(PlanetSolar)」が15日、]
香港(Hong Kong)に寄港した。
総面積500平方メートルのソーラーパネルを搭載したプラネット・ソーラーは、
全長約30メートル、幅約16メートル、重量60トンで、最大速度は15ノット(時速25キロ)。
最大で約50人が乗れる。約1800万ユーロ(約20億円)をかけてドイツで建造された。
スイス船籍の「プラネット・ソーラー」は2010年9月、世界一周航海に向けてモナコを出発。
香港の前にはフィリピンに寄港していた。
このプロジェクトの創始者ラファエル・ドムヤン(Raphael Domjan)氏は、
船舶業界での代替エネルギー導入に向けて「大きな可能性を示した」と
プラネット・ソーラーをたたえる一方で、貨物船や商船が太陽エネルギーだけで航行するようになると
は考えにくいが、風力などのクリーンエネルギーと組み合わせることはできると述べた。
国連(UN)の統計によると、地球温暖化ガス排出量の4.5%は、商船の航行によるものだという。
(c)AFP
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