2011年4月29日金曜日

赤ちゃんカバの死骸が相次いで見つかる、金の違法採掘が原因か シエラレオネ

西アフリカ・シエラレオネ北部のソンフォン湖(Lake Sonfon)周辺では、今週少なくとも

10頭の赤ちゃんカバの死骸が見つかったとの報告があり、関係当局が調査に乗り出した。

 村の長老によると、自然保護区にも指定されている湖の周辺では、今週に入って、

1日1~2頭の割合で赤ちゃんカバの死骸が見つかるようになった。

そのため関係当局に報告し、調査を依頼したという。

 当局者は、原因については気候変動の影響も捨てきれないと話したが、

ある環境保護専門家は、一帯で野放しにされている違法な金の採掘を挙げている。

「(金の採掘により)カバの個体数は激減している。湖の水質も著しく悪化した」

 ソンフォン湖の周辺には、サル、バブーン、ワニの希少種も生息している。


(c)AFP









2011年4月24日日曜日

リベラル派と保守派、脳構造に違いがあった 英研究

世界観が真っ向から対立することの多いリベラル派と保守派だが、実際、

脳の構造が異なっていたとする研究成果が、7日の米科学誌カレント・バイオロジー(

Current Biology)に発表された。

 英ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London、UCL)の研究チームは、

健康で若い成人90人を対象に実験を行った。自分の政治的志向を1の

「非常にリベラル」から5の「非常に保守的」まで5段階で評価してもらったあと、脳をスキャンした。

 その結果、リベラル派であるほど前帯状皮質の灰白質の容積が大きく、

保守派であるほど右へんとう体の容積が大きい傾向があることがわかった。

 前帯状皮質は複雑性の理解に関連しており、不確実性や対立をチェックする機能を持つ。

そのため、前帯状皮質が大きい人ほど不確実性や対立への認容性が高く、

リベラルな物の見方を許容しやすくなると考えられるという。

 一方、へんとう体は恐怖心の処理に関連しており、これが大きい人ほど、

反感や脅すような表情に敏感で、危機的状況に際してはリベラル派以上に

攻撃的に反応する傾向があるという。

 これまで、一定の心理的特性でその人の政治的志向を予測できることは知られていた。

政治的志向を脳活動と関連付けた研究はあったが、脳の構造と結びつけた研究は今回が初めて。


(c)AFP








2011年4月17日日曜日

めまいがしそう?ドイツに「上下逆さまの家」

ドイツ北部ビスピンゲン(Bispingen)に、上下逆さまの家、

その名も「クレイジー・ハウス」が展示されている。

中に入って、上下逆さまの世界を体感することもできる

(c)AFP/HOLGER HOLLEMANN





2011年4月13日水曜日

アースアワー」、世界各地で1時間の消灯 日本への黙とうも

地球温暖化防止を呼び掛け、いっせいに照明を消すイベント「アースアワー(Earth Hour)」

が行われた26日、世界各地のビルや住宅の明かりが消えた。

 消灯は、世界各地で、現地時間午後8時30分からおよそ1時間行われた。

 まずはオーストラリアなどが消灯時間を迎え、シドニー(Sydney)では、

シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)の明かりが消えた。

 次いで北京五輪の行われた北京国家体育場(Beijing National Stadium)、

愛称「鳥の巣(Bird's Nest)」が消灯。

 その後消灯時間を迎えたロンドン(London)の大型観覧車「ロンドン・アイ(London Eye)」、

ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)、

リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のキリスト像(Christ the Redeemer)などが、

次々と明かりを消した。

 パリ(Paris)では消灯開始とともに、日本の震災に対する1分間の黙とうが行われ、

エッフェル塔(Eiffel Tower)からノートルダム寺院(Notre-Dame Cathedral)、

市庁舎、オペラハウス、市内の多くの橋、噴水や公共の場所の明かりが消えた。

(c)AFP



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2011年4月9日土曜日

イタリア、原発復活計画を1年間凍結へ

イタリア政府は23日の閣議で、原子力発電所の再開計画を1年間凍結することを決定する。

パオロ・ロマーニ(Paolo Romani)経済発展相が22日、明らかにした。

凍結される計画には、原発に関する決定や候補地調査なども含まれる。

 イタリアは、2030年までに国内電力の25%を原発発電でまかなうことを目標に、

2014年にも新たな原発建設を開始する計画だった。

 だが、日本で東北地方太平洋沖地震による原発事故が起きる以前から、

イタリアで原発を不安視する声は高く、調査会社イプソス(Ipsos)が前月に実施した世論調査でも、

58%が原発に反対と答えている。

 イタリアでは、1986年のチェルノブイリ(Chernobyl)原発事故をうけ、

翌年に廃止した国内原発を復活させる動きが高まっていたが、

ロマーニ経済発展相は前週、こうした動きに「再考」を促していた。

(c)AFP






2011年4月3日日曜日

ダブリンで聖パトリックデーのパレード

アイルランドの聖人、聖パトリック(St.Patrick)の命日を祝う

アイルランドの祝日「セント・パトリック・デー(St.Patrick's Day)」の17日、

アイルランドの首都ダブリン(Dublin)で華やかなパレードが行われた。

(c)AFP/PETER MUHLY