2009年2月28日土曜日

 甲子園歴史館が来春開館

阪神電鉄は1月21日、大阪市内のホテルで、リニューアル工事中
の甲子園球場(兵庫県西宮市)にプロ野球阪神と高校野球の歩みを
振り返る甲子園歴史館(仮称)を設立すると発表した。
来年の3月中旬に開館予定。阪神のコーナーでは、
昨夏まで開館していた史料館の展示物を引き継ぎ、
1985年に日本一に輝いた歴史などを振り返る。
高興野球のコーナーでは春の選抜大会、夏の全国選手権大会の
初代優勝旗などを展示。このほかアメリカンフットボールの
東西大学王座決定戦、「甲子園ボール」のコーナーも設ける。

2009年2月27日金曜日

 「鉄鋼館」で万博再現

独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」は1月22日までに、
1970年の大阪万博のパピリオン「鉄鋼館」について、
当時の展示品や映像を紹介する資料館「EXPO70パピリオン」
に改修すると発表した。大阪市吹田市にある跡地の万博記念公園で、
開催40周年に当たる2010年3月にオープンする。
鉄鋼館は地上5階(地下1階)建て。円形のホールでコンサートを開催、
レーザー光線による演出で話題を呼んだ。
閉幕後は倉庫として使われてきた。

2009年2月25日水曜日

 「日本日短い手紙」入省作発表

日本一短い手紙のコンクール「新一筆啓上賞」(福井県坂井市の
丸岡文化振興事業団主催)の入賞作品が1月27日、発表された。
今回のテーマは「夢」。大賞には岩手県奥州市の農業某さん(64)ら
5作品が選ばれた。某さんの作品は、亡き妻にあてた
「時々お前の夢を見る。子供たちにも出てやってくれ」。
妻の23回忌を迎えた某さんは、夢の中での母子の再会を願ってつづった。
今年は国内外から約6万1千通が集まった。

2009年2月22日日曜日

 ランタン1万5000個、街彩る

約1万5000個のランタン(中国ちょうちん)が街を彩る
「長崎ランタンフェスティバル」が1月26日、
中国の春節(旧正月)に合わせて長崎市で始まった。
2月9日までの期間中、市中心部にランタンが飾られ、
パレードや中国獅子舞などの催しでにぎわう。
中華街に近い湊公園では午後6時、爆竹の音とともにランタンが
一斉に点灯され、幻想的な極彩色の光が会場を染めた。
同市大橋町の主婦(35)は「年々規模が大きくなっており、
出店もいろいろで楽しい」と笑顔を浮かべた。

2009年2月21日土曜日

 節分演目の黒留め袖新調

2月2日と節分の3日に上演される壬生今日狂言の演目「節分」
で使われる衣装黒留め袖が新調され、
壬生寺(京都市中京区)が1月21日、報道関係者に披露した。
寺の歴史を描いた室町時代の「壬生寺縁起」を基に、
染色作家の五代目田畑喜八氏(73)が意匠を考案。
ちりめん地に金糸などを使って、鏡内の風景や本尊、
鼓など狂言の道具をあしらい、友禅で染め上げた。

2009年2月20日金曜日

西本願寺で御影堂修復完了

浄土真宗本願寺派の本山、西本願寺(京都市下京区)の御影(ごえい)堂で
「平成大修復」が完了、1月20日、内部が報道関係者に公開された。
金色の厨子(ずし)が載る高さ1.6㍍、幅5.3㍍の須弥壇(しゅみだん)は
漆の塗り直しで光沢が戻り、内陣には荘厳な雰囲気が漂っていた。
親鸞の750回大遠忌(2011年)に向け1998年10月に工事を始め、
昨年末終了した。

2009年2月18日水曜日

つるし飾り、あでやかに

桃の節句に、母が娘の幸福を祈って手作りの人形をひもで
つるす「つるし飾り」。発祥の地とされる静岡県東伊豆町の
稲取温泉で1月20日から「ひなのつるし飾りまつり」を前に、
メーン会場が19日、地元町民に特別公開された。
つるし飾りは江戸時代に高価なひな人形を買えない母親らが
縁起物をかたどって作ったのが始まり。会場には黄色い花や
赤い服の人形など約8800個が赤い糸につるされて、しだれ桜のよう。
金びょうぶの反射を受けて、幻想的な雰囲気を醸し出した。
温泉街の5カ所の会場で3月31日まで展示される。

2009年2月15日日曜日

 J1・大宮のお守り人気





サッカーのJ1・大宮アルディージャが1月6日に発売した
「落ちない!お守り」=500個が5日間で完売してしまった。
4年連続でJ2降格を免れた瀬戸際の「勝負強さ」や「残留力」が
受験生や不況に立ち向かうサラリーマンらに人気で、
再入荷を急いでいる。同クラブはJ1に昇格した2005年から
12―15位と残留争いを勝ち抜いてきた。お守りの中身は幻と
なったJ2との入れ替え戦チケット。
広報担当者は「受験生やサラリーマンもこの粘り強さにあやかってほしい。
今年は優勝争いをしたい」と話している。再入荷し次第、
さいたま市内の直営店やインターネットを通じて販売する予定。
1個630円。

2009年2月14日土曜日

 アシカの書き初め好評

横浜市金沢区にあるは八景島シーパラダイスの水族館
「ふれあいラグーン」のアシカが、今年のえとの「丑(うし)」の
文字を書き初めする新年のイベントが好評だ。
オスの「ジャッキー」君は、体重150㌔の巨体を揺らし登場。
いすに座ると、飼育員から渡された筆を口にくわえて、
60㌢×40㌢の模造紙に、首を縦や横にゆっくり動かしながら
一画一画、丁寧に仕上げる。観客から歓声や拍手がわき、
ジャッキー君も手をたたいて応えている。

2009年2月13日金曜日

松平龍平さんが結婚

俳優松平龍平さん(25)がモデルの太田莉菜さん(21)と
1月11日に結婚したことが13日、分かった。
太田さんは妊娠中という。松平さんは自らのブログで
「これから新しい家庭の中で、日々一緒に成長して
いければと思っています」とコメントを発表した。
松田さんは映画「御法度」やNHKのドラマ「ハゲタカ」
などに出演。
太田さんは雑誌などで活躍している。

2009年2月11日水曜日

今年も皇居で自然観察会

宮内庁は13日、皇居・吹上御苑での自然観察会を、
今年も5月4、5日と9月19日の2回実施すると発表、
5月分の参加者募集を始めた。
5月開催の観察会は4日が中学生以上、
5日は小学4-6年の児童が対象。
1日3回実施し、定員は1回当たり30人程度、
全体で200人程度の予定。往復はがきで応募し、
締め切りは2月10日(当日消印有効)。応募要領は、
宮内庁ホームページや24時間テレホンサービス 
0180(99)3203でも案内している。
9月分は敬老の日にちなみ主に高齢者が対象で、
6月中旬に募集を始める予定。

2009年2月9日月曜日

十日えびすが幕開け





 商売繁盛の神様「えべっさん」の愛称で知られる今戎(えびす)神社
(大阪市浪速区)の「十日えびす」が1月9日、「宵えびす」で
幕を開け、景気回復を願う人でにぎわった。
境内には「商売繁盛でササ持ってこい」の掛け声と
おはやしが鳴り響き、福娘に縁起物を付けてもらおうと
ササを持った参拝客が長い列をつくった。

2009年2月7日土曜日

妖怪人気投票きょうスタート

「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家水木しげるさんの出身地、
鳥取県境港市の観光協会は、妖怪ベストテンを選ぶ
「第2回妖怪人気投票」の受け付けを1月10日から始める。
締め切りは2月8日。同協会がホームページで紹介する水木作品の
約450の妖怪たちから、好きなものを選ぶ。
応募は1人3つまで書いたはがきか、
インターネットで受け付ける。

2009年2月6日金曜日

熊野那智大社で魔よけ神事

和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社で1月8日、魔よけの後利益が
あるとされるお札「牛王(ごおう)神符」の霊験を高める神事
「牛王震璽(しんじ)祭」があった。お札には熊野の神々の
使いである「八咫烏(やたがらす)」の絵文字が描かれている。
元旦にくんだ那智の滝の水ですった墨が用いられ、
神職が毎日祈願を続けてきた。この日は滝の前の祭壇にお札を供え、
宮司や神職ら十数人が太鼓の音に合わせて柳の小枝で打盤を打ち鳴らし、
魔物を鎮めた。参拝に来た観光客らも珍しそうに見入っていた。

2009年2月4日水曜日

東関親方がESTAをPR

 米国への入国に際し、インターネットによる事前申請を
義務付けた「電子渡航認証システム(ESTA)」が1月12日から
導入されるのを前に、ハワイ出身の大相撲東関親方(元関脇高見山)が
8日、東京都港区の米大使館で模擬申請をして制度をPRした。
1967年に外国人関取第1号となった親方は、引退後に日本国籍を
取得したため、米国旅行には申請が必要。パソコンでの
入力作業を体験し「難しいと思っていたが、
簡単でびっくりした」と話した。ESTAはテロなどへの保安対策として、
ピザなしで米国に90日以内の短期滞在をする人に、
出発前に米政府の専用サイトで住所や氏名、旅行番号などを
入力するよう義務化した制度。

2009年2月1日日曜日

南大東島に新種甲殻類

沖縄県・南大東島にある洞窟の地下水から見つかった小型の
甲殻類が、新種であることが1月7日までに確認された。
オーストラリアに生息する種とよく似ていることから、
南大東島が南半球で誕生し、現在の位置まで移動したとの説を
裏付ける可能性もある。新種はエビに似た形のハロスバエナ属の一種。
発見した琉球大非常勤講師によると、2007年12月に採取した
地下水の含まれていた。体長は約2㍉、触角を入れても3-4㍉で、
色はほぼ透明。この属の甲殻類は、カリブ海と大西洋のカナリア諸島、
オーストラリア西部の3地域でしか生息が確認されていなかったという。