2009年2月1日日曜日

南大東島に新種甲殻類

沖縄県・南大東島にある洞窟の地下水から見つかった小型の
甲殻類が、新種であることが1月7日までに確認された。
オーストラリアに生息する種とよく似ていることから、
南大東島が南半球で誕生し、現在の位置まで移動したとの説を
裏付ける可能性もある。新種はエビに似た形のハロスバエナ属の一種。
発見した琉球大非常勤講師によると、2007年12月に採取した
地下水の含まれていた。体長は約2㍉、触角を入れても3-4㍉で、
色はほぼ透明。この属の甲殻類は、カリブ海と大西洋のカナリア諸島、
オーストラリア西部の3地域でしか生息が確認されていなかったという。