2009年1月31日土曜日

 舞妓が仕事始め

京都市の祇園甲部や宮川町などの花街で7日、仕事始めに当たる
始業式があり、黒紋付きに正月用の稲穂のかんざしで
飾った舞妓(まいこ)らが「おめでとうさんどす。
今年もおたの申します」と新年のあいさつを交わした。
祇園甲部歌舞伎場(同市東区)には約100人の舞妓や芸妓(げいこ)が
集まった。華やいだ雰囲気の中、「常に美しく優しく親切に」
など五つの誓いを唱和し、芸の精進を約束した。
芸の成績が優秀な舞妓らを表彰後、京都家元の5世が祝いの舞
「倭文(やまとぶみ)」を厳かに披露。お茶屋のおかみさんが神酒を
振る舞い、締めくくった。