2009年2月6日金曜日

熊野那智大社で魔よけ神事

和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社で1月8日、魔よけの後利益が
あるとされるお札「牛王(ごおう)神符」の霊験を高める神事
「牛王震璽(しんじ)祭」があった。お札には熊野の神々の
使いである「八咫烏(やたがらす)」の絵文字が描かれている。
元旦にくんだ那智の滝の水ですった墨が用いられ、
神職が毎日祈願を続けてきた。この日は滝の前の祭壇にお札を供え、
宮司や神職ら十数人が太鼓の音に合わせて柳の小枝で打盤を打ち鳴らし、
魔物を鎮めた。参拝に来た観光客らも珍しそうに見入っていた。