2008年12月26日金曜日

「ストーブ列車」が運行開始

青森県津軽地方の冬の風物詩、津軽鉄道(五所川原市)が1日、運行を始めた。
2両編成の車両は座席や窓枠が木製で、1両に2台ずつ石炭だるま
ストーブが据え付けられノスタルジックな雰囲気。
この日は講談師桃川鶴女さんのトークショーや南京玉すだれが披露され、
車内は乗客の笑い声に包まれた。台湾から観光に来た男性(68)は
「台湾にもこういった電車があったので懐かしい気がする」と笑顔で話した。ストーブ列車は、津軽鉄道が開業した1930年から戦時中を除き毎年運行。
津軽五所川原―津軽中里(中泊町)間の約20㌔を、
来年3月31日まで片道50分で毎日2往復する。