2008年12月22日月曜日

 宮崎たかゐさんの映画完成

旧労働省の鹿児島婦人少年室長を務め、売春防止法の制定や働く
女性の地位向上に尽力した宮崎たかゐさん(1905-84年)の功績を
見つめ直す記録映画が完成した。鹿児島市で12月13日、
上映会が開かれた。映画(戦後女性史発掘 宮崎たかゐの場合)は
宮崎さんが女性の労働環境を調査したアンケートや生前の写真など、
長女(79)=同市=が保管していた資料を基に、半生を紹介。
長女は「母は明るい人で、料理も上手だった。
生涯を掘り起こしてくれるのはうれしい」と話している。
映画は鹿児島女性市議(56)が制作。全国の労働組合や女性センターの
研修用にDVD(33分、2000円)を販売。