2009年7月3日金曜日

アホウドリ15羽巣立つ

アホウドリの糞でできた国





環境省は5月25日、新たな繁殖地をつくるため小笠原諸島・
聟島(むこじま)に移された国の特別天然記念物
アホウドリのひな15羽が、同日までに無事巣立ったと発表した。
噴火の危険がある伊豆諸島の鳥島から2月に
ヘリコプターで移送、人工飼育していた。
山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)と同省などが昨年から
5ヵ年計画で実施している共同事業で、
昨年は10羽が聟島を巣立った。環境省によると、
ひなはベーリング海やアラスカ沿岸まで渡る。
3-5歳で生まれ育った島に戻って繁殖するため、
聟島に戻れば繁殖地として定着することになる。