2009年3月13日金曜日

母校の高校生にエール





 昨年のノーベル物理学賞を受賞した小林誠・高エネルギー加速研究
機構名誉教授(64)と益川敏英・東京大名誉教授(68)が2月6日、
名古屋市内のそれぞれの出身高校で講演し、研究の魅力に
ついて語りながら、後輩たちにエールを送った。
同市東区の愛知県立明和高校を訪れた小林氏は、
体育館に集まった約830人の生徒に「度の研究者も発見の喜びは同じ。
成果の大小を気にせずいろいろなことに挑戦して」と呼び掛けた。
一方、益川氏は同市昭和区の市立向陽高校で生徒約850人を前に講演。
終了後の花束贈呈で代表の女子生徒と握手すると「高校では3年間、
男子クラスだった。女子生徒と初めて握手して大変感激している」と
はにかみ、会場を沸かせた。