2008年11月9日日曜日

オバマ氏支持表明のグーグルCEO、次期政権入りのうわさを否定

米大統領選の民主党候補バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員への支持を表明した、
米インターネット検索大手グーグル(Google)のエリック・シュミット(Eric Schmidt)
最高経営責任者(CEO)は21日、オバマ氏が大統領に当選した場合、
IT部門の政府高官に就任するとのうわさを明確に否定した。

シュミット氏は同日、米フロリダ(Florida)州レークワース(Lake Worth)で開催された
オバマ氏主催の「雇用創出サミット」に出席。サミット終了後、シュミット氏は、
グーグルを退社して政府入りするかとの質問に対し、「答えは『N』と『O』だ。
なんなら丸で囲ってもいいよ。まったくのノーだ」と強調した。

シュミット氏は、オバマ氏支持はあくまでも個人的なもので、グーグルの立場は中立だと
強調するとともに、「選挙運動を2、3日くらい手伝うよとは言ってはみたものの、
正直言ってグーグルの経営で忙しいんだよ」と語った。 (c)AFP