2008年11月12日水曜日

 秋の都大路、優雅に歴史絵巻

古都の秋を彩る時代祭が10月22日、京都市内で行われ、薄曇りの中、
平安から明治時代の人物に扮(ふん)した全長2㌔、2000人の行列が
都大路で優雅な歴史絵巻を繰り広げた。午前9時、孝明、桓武両天皇を
祭った鳳輦(ほうれん)2基を中心とした神幸(しんこう)列が平安神宮から
京都御所へ出発。正午には「維新勤王隊列」を先頭にした祭列が江戸、
安土桃山など時代をさかのぼる形で、御所から5㌔先の平安神宮に
向けて練り歩いた。今年は民族衣装を着たミスインターナショナルの
各国代表約60人が祭列の前を初めてパレード。「美の観光親善大使」と
書かれた横断幕を持った女性たちは笑顔で沿道に手を振り、観客を魅了した。