2008年10月1日水曜日

平安後期のさいころ出土

院政を始めた白河上皇の御所跡とされる京都市中京区押油小路町の「堀河院跡」で、
平安時代後期の素焼きのさいころが出土したことが22日、分かった。
発掘調査した京都市埋蔵文化財研究所は「貴族がすごろくで遊んだ様子がしのばれる」としている。
同研究所によると、さいころは、庭園の池跡(11世紀半ばー後半)近くの柱穴から見つかった。
一辺が1.6㌢の立方体で角を丸くしており、目は確認できなかった。