2008年4月6日日曜日

犬の認知症 長寿化進み増加傾向  (新聞から)

★犬の認知症 長寿化進み増加傾向  (新聞から)

夜の遠ぼえ、ぐるぐる歩き、食べ続ける……
一般的に認知症は、猫にはほとんどみられず、日本犬を中心に発症例が増加傾向
だが、原因は不明だが、人間のアルツハイマー病に似ていて、かっては10年ほど
だった犬の寿命が、現在は15年から20年生きても珍しくなく、そんなことも
影響しているようだ。
《 症状はさまざまで 》
①円を描くように歩き回る
②食べた事を忘れたかのように際限なく餌を食べる
③一日中寝ている
④狭い所に入りたがり出られなくなることも
…など
一番、飼い主が困るのは、夜中に意味もなく吠えること
《 予   防 》
昼によく運動させて、夜は体をさすりながら寝かしつけてあげるといいそうだ。
それでも、吠えたりしたら、人間と同じで、精神安定剤を飲ませて寝かせるしかないと
認知症の発症を抑制する効果があるとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)の
サプリメントを与えることが第一だそうだ。
犬の認知症は早ければ10歳ごろから症状が出ることが多いため、
「8,9才の中高年期から食べさせると良い」と専門家はいう
又、刺激を与えることも大切だそうだ。
屋外で飼っている犬よりも、飼い主と過ごす時間が長い室内犬の方が、認知症に
なりづらいという。
できるだけ話しかけたり散歩に連れて行ったりすることも大事だ。
しかし人間と同様に、確実な治療方法、予防方法がないのが現状。
このため犬が認知症にかかると、安楽処分を望む飼い主もいるという。
ある動物病院の院長は
「認知症になっても長年連れ添った大切な家族。動物病院でもできるだけ
アドバイスやサポートをするので、最期まで面倒をみてほしい」と……