2009年6月19日金曜日

 謎の南蛮菓子を再現

【JR九州特急列車ソニック車内販売人気お土産】
異国情緒漂う南蛮菓子【TV放送の影響で発送まで...





江戸時代の書物に記録がある「ケジヤアド」という南蛮菓子を、
佐賀市の老舗菓子店「鶴屋」が同店に伝わる古文書を基に再現した。
カボチャあん入りの焼き菓子で、7月ごろ商品化する。
「ケジヤアド」は江戸時代の天文学者西川如見が長崎の
歴史や特産品などを記した「長崎夜話草」に、
コンペイトーなどと並んで名前だけ登場。
チーズを使ったポルトガルのタルト菓子「ケイジャーダ」
とみられるが、当時の日本での製法は不明だった。
鶴屋はカボチャあんをベースに 
①チーズとシナモンで風味付け
②白あんを加味―の2種類を試作。
同社社長は「当時の佐賀人の新しいもの好きな
一面が見えるようで興味深い」と話している。