2009年3月22日日曜日

 放鳥コウノトリ、今年初産卵





兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)は2月12日、
放鳥した国の天然記念物コウノトリのペアの卵6個が、
同市百合地(ゆるじ)の人口巣塔で確認されたと発表した。
ほかの放鳥ペアも含めて、今年初の産卵。産卵したのは8歳の雄と
10歳の雌のペア。このペアは2007年4月、国内で43年ぶりに
自然ふ化を成功させた卵を産んでおり、3年連続の産卵。
07年に1羽、08年に2羽の雌が巣立っている。
ペアは昨年12月に交尾行動が確認され、2月上旬から卵を
温めるような行動を見せていた。12日午前、
公園の研究員が高所作業車を使って人工巣塔の中を調べたところ、
巣の中に6個の卵があった。