2008年6月2日月曜日

インドネシア実業家、空から110万円分の紙幣をばらまく

インドネシアのサランで1日、インドネシア人実業家Tung Desem Waringin氏が自著の宣伝のために
1億ルピア(約113万円)分の紙幣を飛行機からばらまいた。地上では現金争奪戦が起こったという。
インターネットのニュースサイトDetikcomによると、13歳の少女が、紙幣を追いかけていて
意識を失い、近くの病院に搬送された。
Waringin氏は、2冊目となるビジネス啓発本の宣伝のため、飛行機に乗り、サッカースタジアムの
上空を4回にわたって飛んだ。ばらまかれたのは、1000ルピア(約11円)紙幣と5000ルピア(約57円)
紙幣だったという。
サランは、ジャカルタの西60キロの距離にある都市。Waringin氏は当初、ジャカルタ市内で
紙幣のばらまきを計画していたが、ジャカルタの警察当局から許可を得ることができなかった。
ニュースサイトDetikcomによると、1回目と2回目の飛行では、紙幣はスタジアムから500メートル
付近に散乱した。3回目と4回目の飛行では、ほとんどの紙幣がスタジアム内に落下した。
前日から「紙幣ばらまき」計画のうわさがささやかれていた。そのため、多くの人が、
飛行機が通過するのを待ち、屋外で待機していたという。
Waringin氏のブログによると、Waringin氏は、従来の販促キャンペーンに割り当てるくらいなら、
その分を必要としている人々に分け与えた方がよいと述べていた。(c)AFP

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