2008年3月24日月曜日

長引くせき 増える患者   原因ごとに有効な治療法

★長引くせき 増える患者   原因ごとに有効な治療法
風邪のほかの症状は治ったのに、せきだけが長期間続いたり、面倒なせきが
何年も治まらなかったりして困っている人が最近多いそうです。
又、症状がひどく夜眠れないとか、人のいる所へいけないなど、ひどいせき
で尿失禁してしまう人など医療機関を受診する人が増加している。

せきの診断や治療に詳しい金沢大学の藤村正樹准教授(呼吸器内科)は
「医学的には八週間以上持続するものを慢性のせきと定義し、
三週間未満の急性のものや、
三~八週の遷延(せんえん)性と区別しています。
患者増加の理由は不明ですが、
ぜんそくやアトピー性皮膚炎など同様の傾向と言えます
圧倒的に多いのは風邪の後にせきだけが続き、せき止めや抗生物質を投与
されたが改善しないという人です。長引くせきには多くの原因があり、
原因ごとに有効な治療方法があることが分かってきています。
原因が分かれば、ほとんどのせきは、治療可能です。
肺がんや肺結核は慢性のせきの1%ですがこうした命にかかわる重要な病気を
見逃さないためにも、正しい診断が重要です。
せきにもたんが出るかでないかにより、苦痛を伴うせいもある
たんが出ないせきは乾性で苦痛を伴なう→せきそのものが治療の対象
肺に中から分泌液であるたんが過剰にでて気管支に引っ掛かり、これを外に
出そうとするせきでからだの防御反応で湿性のせき→過剰な分泌を抑える治療をする

異状だと思ったら、やはり医者に行って見てもらうべきだね