米インターネット・セキュリティソフト、チェックポイント(Check Point)は26日、
子どもたちのフェイスブック(Facebook)使用を親が監視できるソフトウエア
「ゾーンアラーム・ソーシャルガード(ZoneAlarm SocialGuard)」を発表した。
ゾーンアラーム・ソーシャルガードは、フェイスブック専用のファイアウォールソフト。
子どものアカウント内の投稿やコメント、写真、動画などのデジタルコンテンツを監視し、
問題を検知すると親に警告メッセージが送られる仕組み。
独自のアルゴリズムで、プロフィールやフェイスブック上でのやりとり、
友達リクエストなどを監視し、いじめや性的問題となる可能性のあるものや、麻薬、
暴力や自殺に関連するコメントなど、危険な内容があれば親に警告する。
チェックポイントによると、ソーシャルガードは、アカウントのハッキングや悪意ある
サイトへのリンク、オンライン上での虐待やいじめを検知する目的で開発された。
子どもたちがフェイスブックで交流している相手が、年齢を偽ったり、他人であるのに
「友達」になろうとしていないかもチェックするという。
ある調査によると、10代の子どもたちの38%は、親からの友達リクエストを無視し、
16%はフェイスブックを使う条件として仕方なく親の友達リクエストに応じたと答えている。
だが、ソーシャルガードはバックグラウンドで実行されるため、
子どものフェイスブック画面上では見えない。
ソーシャルガードは、zonealarm.comから無料でダウンロードできる。
使用量は月額2ドル(約165円)、年額で20ドル(約1650円)。
(c)AFP