韓国で4日午前10時ごろから、政府機関などの29ウェブサイトがサイバー攻撃を受けた。
韓国放送通信委員会(Korea Communications Commission、KCC)が発表した。
同委員会によると大統領府・青瓦台(Blue House)、在韓米軍、統合参謀本部、
外交通商省などのサイトがDDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)を受け、
一部のサイトはアクセスしづらい状態になったという。当初40のウェブサイトが
攻撃されたと見られていたが、実際に影響を受けたウェブサイトは29だった。
同委員会は声明で政府は専門家とともに対処していると説明し、
コンピューターを使っている人はウイルスソフトをインストールするよう呼びかけた。
2009年7月には韓米両国のウェブサイトを狙った大規模なサイバー攻撃があり、
韓国は北朝鮮の関与を指摘したが、米国側は結論を出さなかった。
その1年後の2010年7月にも類似の事件が起きていた。
(c)AFP
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