2010年8月13日金曜日

1.2メートルの角を持つ草食恐竜の化石を発見、メキシコ

白亜紀後期(約9700万~6500万年前)にあたる約7200万年前のメキシコの地層から、

巨大な角を持つ新種の草食恐竜の化石が発見された。米ユタ大学自然史博物館

(Utah Museum of Natural History)などの研究チームが28日発表した。

 化石は同国のコアウイラ(Coahuila)州で発見され、「コアウイラケラトプス・マグナクエルナ」

と名づけられた。全長約6.7メートルで、肩や腰の高さは1.8~2.0メートル、体重は最大4.5トン。

目の上には長さ1.2メートルもの2本の巨大な角があり、他のどの恐竜より長かったとみられている。

 研究の主著者、米ユタ大学自然史博物館の古生物学者マーク・ローウェン(Mark Loewen)氏は

「メキシコの恐竜についてはほとんど分かっていないため、今回の発見は白亜紀後期の

メキシコの恐竜についての知識を格段に増やすことになるだろう」と期待を寄せる。

 恐竜が生息していたころ、この地域は現在の米国のメキシコ湾沿岸のような、

海水と淡水が混ざり合う、水と緑に恵まれた入り江だった。この地域で発見された恐竜の化石の

多くが巻き貝や二枚貝の化石に囲まれていたことも、恐竜が海辺に住んでいたことを示している。

 この地域の恐竜はハリケーンのような暴風雨で大量死したと考えられている。

(c)AFP



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