全米日系人市民連盟(Japanese American Citizens League)は8月17日、
アジア系米国人男性に集団で暴行を加える場面が風刺的に描かれているとして、
映画『The Goods: Live Hard, Sell Hard』の製作サイドに謝罪を求めた。
映画は、ジェレミー・ピヴェン(Jeremy Piven)扮(ふん)する落ちぶれた
中古車セールスマンを主人公としたコメディーで、前週末の北米映画興行収入ランキングでは
初登場6位にランクインしている。
問題とされているのは、販売代理店でのシーンだ。
主人公は、韓国系米国人俳優のケン・チョン(Ken Jeong)演じるアジア系の
従業員に対し、「おれに真珠湾攻撃はやらせるなよ。おれたちはアメリカンで
、敵はやつらなんだ!ネバーアゲイン!」と叫ぶ。
この従業員が「ネバーアゲイン!」の連呼におずおずと加わると、
年配の白人従業員が「こいつをやっつけろ!」と叫び、従業員たちが一斉に彼を殴りつける。
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