2009年7月16日木曜日

「那智の火祭り」に酔う

 和歌山県那智勝浦町の熊野那智退社で7月14日、
例大際「那智の火祭」が行われ、勇壮な炎の乱舞に多くの
人が酔いしれた。大たいまつの火の粉で参道を清める
場面が見どころで、年1度、熊野の12の神々が里帰りするという神事。
約1700年前、那智の滝前にあった社殿を現在の那智山中腹に
移したのが起源とされる。午後2時すぎ、
滝前に重さ約50㌔の大たいまつ12本が登場。
白装束の氏子たちが「ハーリヤ、ハーリヤ」と気合のこもった
声を掛け合いながら、燃え盛るたいまつを担いで急な石段を上り下りし、
ぶつかり合って火の粉を散らすと、参道を埋めた観光客から
大きな歓声がわき起こった



 【CD】弥栄の舞/那智の火祭り音楽その他