2009年6月27日土曜日

イラン女性が文学界新人賞

新編日本古典文学全集(37)


明治の文学(第13巻)




第108回文学新人賞(文芸春秋主催)は4月14日までに、
イラン国籍の女性、シリン・ネザマフィさん(29)の
小説「白い紙」に決まった。母語はペルシャ語だが、
日本語で執筆した。日本語を母語としない書き手が同賞を受けるのは、
中国籍の楊逸(ヤンイー)さんに続き2人目。
賞金は50万円。楊さんは2007年に同賞を受賞、
08年に芥川賞を受賞している。「文学界」編集部によると、
ネザマフィさんはテヘラン出身で、来日して9年余り。
神戸大大学院工学研究科を経て、現在はシステムエンジニアと
して大手電機メーカーに勤務している。大阪市在住。