2009年6月25日木曜日

厚労省職員机から400万円 郵便制度悪用、捜索で発見

郵便制度悪用に絡む公文書偽造事件で、大阪地検特捜部に
家宅捜索された厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課の職員の
机から現金400万円が見つかっていたことが6月19日、分かった。
捜索は前局長木村厚子容疑者(53)らの逮捕翌日の15日に実施された。
厚労省は、有志の職員約10人でつくる研究会のメンバーが
業務時間外に民間の出版物を校閲した報酬だったと説明。
「法的問題はないが、多額の現金を職場で保管
していたのは不適切」として、職員を口頭注意した。
同局総務課によると、出版社から研究会の代表を務める
職員名義の口座に振り込まれ、メンバーの職員らの私的な
飲食代などに充てられていた。現在代表の職員は、
前任者から口座を引き継げないため現金で約400万円を渡されたが、
「多忙で自分名義の口座に入金するのを
忘れていた」と説明したという。



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