2009年5月15日金曜日

ロケット部品を島の学校に

ワープする宇宙





今年一月に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた
H2Aロケットの部材が沖縄県竹富町の小浜島に漂着し、
うち一部が十八日、小中学生五十一人が通う島で唯一の
学校に贈呈された。子どもたちは珍しい贈り物に大喜び。
遠い宇宙に思いをはせていた。ロケットを製造した三菱重工業によると、
漂着したのは長さ約七㍍、幅約四㍍のアルミ合金製の板で、
衛星の保護用にロケットの先端に取り付けられている部材の一部。
ロケットから分離した後に安全な海域に落下、
今月二日に小浜島に流れ着いているのが発見された。
この日は回収に訪れた三菱重工の担当者が
一㍍角に切った部材の一部を贈呈。
子どもたちに衛星の役割などの説明をした。