2009年4月28日火曜日

 お水取りに籠たいまつ登場

NHK DVD::東大寺 よみがえる仏の大宇宙


誰も知らない東大寺



 
奈良市の東大寺で三月十二日、春の訪れを告げる伝統行事「お水取り」
(修二会)に長さ約六十㌔の「籠(かご)たいまつ」が登場した。
午後七時半、音を立てながら豪壮に燃え上がる最初の巨大たいまつが、
二月堂の舞台の欄干から突き出された。
寒さの中、詰め掛けた参拝客は、舞い落ちる火の粉に歓声を
上げて見入っていた。お水取りでは、三月一日から十四日まで、
修業僧らが二月堂に入る際の道明かりとして、たいまつを燃やす。