2009年4月18日土曜日

川上白星デビュー 序盤3失点…崩れず6回8K

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オーセンティック(オルタネイト)NEWERA/MLB




臨機応変、高い修正能力
ブレーブズの川上がキャンプ中から繰り返したのは
「臨機応変」という言葉。メジャー初登板でも、
試合中に素早く修正し、初勝利につなげた。
立ち上がりは「もう少し緊張するかと思ったらしなかった。
最初のオープン戦の方が緊張した」という。
だが、制球がばらつき1回2死から連続4球後、適時打を許す。
3回には3番・ジマーシンに右翼席へ2ランを浴びて、
パワーのある打者の洗礼を受けた。だが、ここで崩れない。
通常より曲がりの大きいカットボールを多投するなど対応し、
6回で8奪三振。「コントロールがまとまれば、
それなりに(三振を)とれるかな」と手ごたえをつかんだ。
味方打線が4回に逆転すると5、6回は3者凡退に抑えて力を示した。
メジャーを目指し始めたのは、2002年の日米野球で
当時ジャイアンツのボンズらと対戦したころだった。
「小中学生の時にあこがれるのは、甲子園。甲子園に行ったら、
プロ野球。そこで活躍したらメジャー、と段階がある」。
あくまで目標として考え、たどり着いた舞台だった。
それでもやはり思いは格別だったようだ。
試合終了後、一度は客席に投げ入れられたウイニングボールを
戻してもらい手元へ。監督からはメンバー表を記念にもらうなど、
33歳の「ルーキー」が初勝利に酔いしれた。