2009年3月20日金曜日

 秋田の夜空に光の紙風船




和紙で作った巨大な紙風船を熱気球のように冬の夜空高く
舞い上がらせ、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災などを祈願する
伝統的な小正月行事「紙風船上げ」が2月10日夜、
秋田県仙北市西木町で行われた。紙風船は最大で高さ約12㍍。
油を染み込ませた布玉を底部に固定し、火をつけて内部の空気を
暖めて上昇させる。午後6時ごろ、掛け声に合わせ武者絵や
美人画が描かれた「光の紙風船」が一斉に舞い上がると、
見物客から「すごい、すごい」と歓声が上がった。