2008年8月28日木曜日

 五輪『全力で戦った』  日本選手団が帰国会見

北京五輪の日本選手団本隊が25日帰国した。メダリスト9人が、東京都内での
記者会見で喜びを語り、陸上男子400㍍リレーで銅メダルを獲得した朝原宣治選手(大阪ガス)は
「個人として最高の結果だった」と振り返った。
リレーのメンバーは興奮冷めやらぬ様子で、塚原直貴選手(富士通)は
「これからが僕の競技人生の再出発」と決意を新たにした。
開会式で旗手となった卓球の福原愛選手(ANA)は「一生忘れられない貴重な体験をした。
人としてもアスリートとしても成長したい」と話した。
福田富昭団長は金9個を含む25個のメダル獲得に「全力で戦った。
大変いいということではないが、悪いというほどでもない」と総括した。
福田団長は24日に北京で行った記者会見で、
選手村に入らずに惨敗した野球やマラソン陣を批判したが、この日の会見では言及しなかった。
26日には都内で解団式を行つた。