2008年8月25日月曜日

全方位で衝突回避機能 日産が技術開発  ブレーキ自動で制御

日産自動車は五日、車線変更やバック時に他の自動車と接触するのを回避するため、
ブレーキを自動制御する技術を開発したと発表した。日産は前方車への追突を避ける
技術を搭載した車を販売しており、全方位で衝突を避ける技術を取り揃えたことになる。
車両の側面と後部にセンサーを設置し、隣の車線を走行中の車両や、後方の障害物を検地。
隣の車線で車が接近しているのに気付かずに車線変更を試みても、
四本のタイヤそれぞれのブレーキを制御し、ハンドルを押し戻す仕組み。
駐車中の車をバックで出す際も、他の車と衝突しそうになると、ブレーキがかかる。
併せて、警報などでドライバーに知らせる。日産は高級セダン「フーガ」をベースにした
実験車を公開したが、これらの技術を搭載した自動車の市販は「今のところ未定だ」と話している。